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第201回例会「獅子の見た夢」感想アンケート New
『獅子の見た夢』感想アンケート集
<10代>
・上演お疲れ様でした!どのシーンも印象的だったのですが、始めとおわりが特に印象的でした。骨つぼの見方があんなにも変わるとは思いませんでした。また、月の照明がすごくきれいでした。最後の紙がふってくるシーンもとても印象的で、生きているかわからない彰子さんに送った手紙かと思うと泣けました。そこで彰子さんがストップモーションで存在していることで、だんなさんの中では美しい彰子さんのままであるのかな、など色々考えられました。また、丸(がん)さんの「芸ごとは一生かけてやる覚悟がないといけない」という台詞がすごく刺さりました。自分も演劇をやっているので、たくさんの刺激をいただけました。本当にありがとうございました。(レインボー・Y)
・今、自由に演技をしたり、自由にお話ができることは本当に幸せなことなんだと思いました。私も脚本家になりたいので、夢に向かって自由に表現できることをとても大切にしたいと思いました。役者さん全員、演技がすごくて感動しました。(N)<30代>
・人権、思想、自由、平和…すべてを奪う戦争は誰も幸せになれない。戦争が憎い気持ちでいっぱいになった。彰子と禾門の夫婦のシーンでは、戦に向かう夫とそれを見送り無事を祈り続ける妻の姿が描かれていた。味方も敵も関係なくそれぞれに愛する人がいて、心の中で思い続ける人がいる。戦争がなければ夫婦で幸せな家庭を築くことができたかもしれないのに…。胸が締めつけられる思いになった。最後、劇中の「獅子」で父親が娘を見送る場面で「一生一大事の時は、本当に自分がしたいことをやりなさい」というセリフには、当時の閉塞していた時代のなかでも、自分を見失わず強く生きようとする意志と父親の深い愛情を感じた。現代でも世界各地で戦争が起こり、この作品のようなストーリーを辿っている人々がいるのかもしれない。戦禍の人々に想いを馳せると自然と涙がこみあげてきた。(ウッディグリーン・T)<40代>
・深い内容だった。見応えのある内容だった。獅子舞、迫力があった。
・実在する方の話で、演劇の方面からみた戦争をみることができました。ほんの数十年前のことなんですよね。こうして劇を見ること演じることは、決して当たり前ではないことを、改めて考えさせられました。(サイレント・H)<50代>
・前から2列目ということもあり、顔の表情も良くみえ、声もよく、演技にひきつけられました。感動しました。すごく、わかりやすい、ストーリー等、暗くなりすぎずに見ることができました。(赤い自転車・K)
・広島出身なので、良いテーマだと思った。お芝居をする人の志を感じられた。
・懸命に生きる人たちの選択の結果がこうなるのか…。戦争の理不尽さ、悲しみがひしひしと伝わる。素晴らしい舞台でした。(ダイヤモンドリリー2・I)<60代>
・内容がむずかしく感じました。毎日疲れているので、もっと元気になるものとか、楽しくなるような内容のものを見たいです。(ガーデンガリバー・K)
・あの、自由を束縛された戦時下で、何とか芝居を続けたい、と歯を喰いしばってがんばっていた演劇人がたくさんいたのだと思うと、私達は、今のこの時代の中で少なくとも自由はあるのだから、演劇や劇団を守り、支えて文化を育てていく助けにならなくてはと、改めて思いました。(赤い自転車・O)
・戦争のテーマ。父親の戦争体験を聞いたことを思い出しました。こわい時代でした。皆さん劇団の方がんばりました。すばらしかったです。(赤い風船・U)
・好きなことがあるというのは、なんと幸せなことなのでしょう。また、思いや気持ちを自由に表現できる、環境に改めて感謝したいと思う。
・とても良かったです。若い人達にも観てもらいたい。(ダイヤモンドリリー2・Y)
・むずかしいテーマでした。演劇人の情熱や苦悩をよく表していると思いました。戦争の悲劇を改めて感じました。(さくらもち3・W)
・ひさしぶりに充実したものだった。
・戦時中、様々な制限、弾圧の中、芝居に情熱を燃やして、 最後広島で原爆にまきこまれてしまった悲運の最後でした。ただ、この様にして、現代に芝居を受けついできて演劇にたずさわった人々に敬意を表したい気持ちでいっぱいです。すばらしい芝居でした。(金木犀・M)
・例会ご担当の皆様お疲れ様でした。自分では選んで見ることのない演劇だったと思いますが、とても深いしみ入る演劇でした。この平和な今でさえ、演劇を志す方々のエネルギーはすごい熱量だと思います。ましてや戦時下で思想の規制等もあり、志を高くしても相当な苦難との戦いであったと想像できます。今回のような演劇をみる機会を得て、‶文化″の意味を考えました。‶人が生きていく″というエッセンシャルな部分では、文化(演劇等)は後まわしに考えられやすいは当然といえば当然ですが、決して‶人として成長していく″部分では大切なファクターであると思いました。これからも良質な演劇を見ていきたいと願っています。(ウッディグリーン・Y)
・今回は運営サークルだったので、最初の会で紹介があった原作の堀川恵子さんのドキュメンタリーの本を読みました。それからサークルの人2人でDVD鑑賞会にも行きました。この分厚いドキュメンタリーの本、この内容がどうやって劇になるのか、とても興味があったので、ゲネプロを見る機会があったので、それにも参加しました。ゲネプロの前の日がとてもハードスケジュールだったので(言い訳)、それもあって、劇の進行にちょっとついていけず、劇と自分との間にちょっと距離があるなぁと思いました。千葉で劇を見る間に、私の頭の中で何かが熟成したのか?3/27の舞台が始まりました。最初の1945年8月下旬、八田元夫が、三好十郎宅に丸山定夫の骨壷を持ってくる場面から、私は涙が込み上げて、八田元夫が苦楽座に入るのを躊躇するところ、、苦楽座が日本移動演劇連盟に参加しなければ芝居を辞めさられるところ、、、森下彰子、川村朱門のラブレター、、疎開先で何回に一回は「獅子」を演じることで自分たちの想いを伝えることができると広島に向かうところ、、、全てのパズルが私の中でピッタリはまった感じがして涙が溢れました。劇中劇の稽古のシーンも面白かったです。獅子舞の演技がとても上手でした。あの原作がこんな舞台になるんだ、、、。すごい。(みつわサークル・F)<70代>
・演劇にかける思いが純粋で尊いと感じました。戦争がなければ、気を使うことなく…無念だらけですね。演劇はきびしいのですね。戦争の悪を許してはいけないと実感しました。(赤とんぼ・Y)
・獅子舞のシーン、ジーンときました。
・最初ねむってしまった。
・少し難しかったです。重い気持ちになった。
・この時代の演劇人の苦悩が少しでもわかるような気がした。舞台の近くだったのでせりふや動作の熱が伝わってくるようだった。獅子舞もよかった。(フィフティーン4・N.T)
・東演さんは大好きな劇団なので、楽しみにしていました。マクベス以来だったので、期待していました。丸山さん役の獅子舞は圧巻でした。演出と音楽はすばらしかったです。(ダイヤモンドリリー・I)
・むずかしかった。重いテーマ。しかし、大事なこと。考え伝え、ていかないとこれからも、今の時代にも。
・八田さんの東演こん身の舞台だと思いました。原作の章立ても、工夫されていると思いましたが、脚本で工夫されていて、時代、空間をこえて感動が伝わりました。一人一人の生きる姿を伝えられ、バトンをうけた気がします。
・事前に時間が遡るので、わかりにくいと聞いていたので、どうかな・・・と思っていましたが、全く、そうは感じなかったです。演者の皆さんの熱意のこもったセリフや動きに最後のシーンまで、まばたきも忘れて観させていただきました。最後は涙が止まらなかったです。(ダイヤモンドリリー2・I)
・最後の獅子舞が悲しかった。
・桜隊のことは知っていましたが、あんなことがあったとは知りませんでした。広島は危ない、こわいって思ってたんですね。行った人、残った人、運命というにはあまりにもなんというか・・・と、考えさせられました。最後の獅子舞は圧巻で涙が出ました。
・過去と現実が入り混じったストーリー。あまり得意ではないが、頭の中を整理しながら見た。戦時中、劇への思いと団員の死の覚悟との葛藤は計り知れない。今の平和に感謝です。(子がも・O)<80代>
・前半が少し暗い。獅子舞がすばらしい!(ひびき)
・劇団、劇団員の苦悩を通して、強烈に訴えた反戦のテーマ。私自身、1944年東京で生まれ、45年4月東京大空襲の中、疎開して助かった。複雑な想いで観劇しました。
・5才でしたが確かにあの時代に生きていました。その後の生き方に大きな影響を受け、父も失くし、祖父母も母も大変な苦労をして私を育ててくれました。全ての人の恩にむくいる為にも一生懸命生きて行きます。九条の会も大切にします。(まつぼっくり・M)
・テーマが暗い。80代以上の人には当時の様子がわかるので共感できる点も多いが、見て終わった後に「ホッ」とできる様な演目をえらんでもらいたい。
・中々、大変なテーマでしたが、良くドラマ化しましたね。話も進行も判り易かったですヨ。(サイレント)
・抑圧されればされる程、燃える演劇人「魂」圧倒されます。見応えのあるよい舞台でした。(まつぼっくり・M)
・感激した。(オリオン・M)
・大変感動しました。「同じ人間なのに!」に今の世の中を思い、本当にそう思いました。<90代>
・治安維持法で1945年1月に獄中で死んだ義父(牧師)を想い起しながら、演劇界でも静かな抵抗をもって真実に生きた新劇の人たちの当時の姿勢を学ぶことができました。見事な獅子舞であった。(スバル・T)<その他>
・見続けているうちにどんどん劇団のメンバーを好きになっていったので、最後にみんな亡くなってしまって悲しかったです。最後の手紙の散る演出がとても良いなと思いました。(さくらもち)
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更新:2025年04月11日 11:25